京都)祇園祭・長刀鉾の稚児、神の使いに

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大村治郎
【動画】長刀鉾の稚児が八坂神社で「社参の儀」=大村治郎撮影
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 祇園祭前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行(17日)で先頭を行く長刀(なぎなた)鉾に乗る稚児が13日、京都市東山区八坂神社で「社参の儀」に臨んだ。

 金色の烏帽子(えぼし)をかぶり平安装束の水干(すいかん)を着た稚児の同志社小3年、小林勇太朗君(8)は白馬に乗り、京都市下京区の町会所を出発。行列を従えて四条通を進み、神社に向かった。本殿に参拝後、ご神木の杉の葉を白い紙で包んだ「杉守(すぎまもり)」をもらい、これによって神と人の間を取り持つ「神の使い」になったと見なされる。

 以後、稚児は巡行が終わるまで公の場で地面に足を着けられない習わしで、神事後は「強力(ごうりき)」と呼ばれる男性に担がれて移動した。

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 社参の儀は「お位もらい」と…

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