初代アシスト王は「仙道」タイプ 井上雄彦さん対談

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構成・清水寿之
【動画】対談する井上雄彦さんと富山グラウジーズの宇都直輝選手=佐藤正人撮影
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 漫画「スラムダンク」の作者・井上雄彦さん(51)とバスケ選手の対談企画の新シーズン第6回は、日本期待の大型司令塔、富山グラウジーズの宇都直輝選手です。

 井上 高校時代は高校総体で、大学時代は関東大学1部リーグで得点王に。ゴールゲッターのイメージが強いなか、Bリーグの初代アシスト王というのは意外でした。

 宇都 実は、高校総体では得点王と同時にアシスト王でもありました。パスを出すのは中学の頃から好きで。レギュラー組と控え組の試合形式の練習では、志願して控え組に入っていました。主力組で戦っても結果が分かっているから、面白くない。周りの控え組にうまくシュートを打たせたり、4人をおとりに自分が得点を狙ったりすることでレギュラー組に勝ちたかった。自分で得点も取るので、周りがどういうタイミングで、どういうパスが欲しいのかが分かります。

 井上 パスの魅力、とは?

 宇都 人を操っている感じが…

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