島根)水墨画のよう…季節ごとに景色変わる「常清滝」
奥平真也
【動画】三江線・作木口駅から歩いて名勝「常清滝」へ=奥平真也撮影
作木口駅(邑南町上田)も、江平(ごうびら)駅と同様に江の川と里山に挟まれた静かな駅だ。駅は県境にあり、すぐ横の三国橋を渡ると広島県三次(みよし)市作木町(旧作木村、2004年の合併で三次市に)に入る。
ホーム上の名所案内には「常清(じょうせい)滝」とある。歩いて35分とのこと。暖かくなった3月中旬、足を運んでみた。駅から歩いてもいいが、滝から約500メートル下った場所に駐車場がある。そこから遊歩道を歩くと15分ほどの道のりだ。きれいな水をたたえた沢沿いを登ると空気がおいしい。やがて滝つぼの音が響き始め、目の前に美しい滝が現れる。樹木の間を水が落ちる姿は水墨画のようだ。
常清滝は広島県の名勝で高さ126メートル。同県で唯一「日本の滝百選」に選ばれている。寒さの強い年には凍結することでも知られ、今年2月にも氷瀑(ひょうばく)となった。
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展望台からしばらく絶景を眺…
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