風に翻弄、運ないと勝てず ジャンプ台、気流変化激しく

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東京美装スキー部総監督
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菅野範弘の目(ジャンプ・男子ノーマルヒル)

 風で結果が大きく左右された試合だった。

 1回目は乱高下する風の中、うまく風に乗った選手と追い風にたたかれた選手に分かれた。今季のワールドカップ(W杯)で個人総合8位の小林潤志郎(雪印メグミルク)がそう。追い風を受けて、飛距離を伸ばせなかった。

 平昌のジャンプ台は風力発電の施設が近くにある。防風ネットも設置されているが、非常に気流の変化が激しく、何が起きるか分からない。4年に1度の五輪でこのような条件のジャンプ台では、実力に加えて運もないと勝てないと感じた。

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 ただ、上位に入った選手は…

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