国民栄誉賞の羽生竜王「公式戦1400勝目標にしたい」

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村上耕司
【動画】国民栄誉賞の受賞決定を受けて会見する羽生善治竜王・棋聖=戸田拓、瀬戸口翼撮影
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 国民栄誉賞授与の決定を受けて、羽生善治竜王は5日午後4時から、東京・千駄ケ谷の将棋会館で記者会見を開いた。主なやりとりは次の通り。

――はじめに羽生竜王から。

 たいへん名誉ある賞をいただき、驚きと同時に大変うれしく思っています。私個人の活動というよりも、将棋の伝統的な世界における、長年の歴史の積み重ねが併せて評価していただけたのではないか。いっそう精進していかなくてはいけないと思う。

 囲碁の井山さんも同時に受賞が決まった。井山さんが初めてタイトルを取られた20歳くらいから交流があるが、変わらず安定して活躍されている。現在進行形で囲碁の歴史をつくられている棋士。その方と同じ日に賞をいただけるのは、私にとってもたいへん誇りとなりました。

――ご家族への報告は。

 今日一日、かなりせわしなくて、まだ連絡が取れてない。家に帰って報告したい。

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――「国民に夢と感動を、社会…

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