人形の肌、怪獣の肌(小原篤のアニマゲ丼)

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 肌に合う、肌を合わせる、肌で感じる、肌を脱ぐ、サメ肌、柔肌、もろ肌、美肌、地肌、素肌、鳥肌、絵肌。お肌が気になるアニメ映画が相次いで公開されたので、今回はそのお話です。

 18日公開の「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」は、「コララインとボタンの魔女」「パラノーマン ブライス・ホローの謎」などを作った米国のスタジオライカによる人形アニメーション。ゴージャスに進化し続けるハリウッドCGアニメに負けじと、人形もセットも精密でディテールぎっしり、動きも表情も超なめらかでカメラワークも自由自在、人形であることの「制約」をまったく感じさせない見事な仕上がりです。

 注目されるポイントは二つで、ライカの最高経営責任者(CEO)トラビス・ナイトさんが初めて監督したことと、題材が「日本」であること。ナイトさんは米スポーツ用品大手ナイキの創業者フィル・ナイトさんの息子です。

 余談ですが、とある映画の取…

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