昭和残侠伝ぶれいどらんなー(小原篤のアニマゲ丼)

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 「おかしなタイトルだけど『ブレードランナー 2049』のハナシでいいんですよね?」

 「はい。本欄読者にはおなじみ(?)の漫才形式でお送りします。ネタバレありなのでご注意を」

 「んじゃまずは当たり障りのない説明から行きましょうか。1982年のリドリー・スコット監督の傑作『ブレードランナー』の30年後を描く続編で、スコットさんは製作総指揮に回り、監督は『メッセージ』などのドゥニ・ビルヌーブさん。前作で主人公デッカードを演じたハリソン・フォードさんが同じ役で出演するのも話題で、日本では27日に公開されたばかり。新旧の建物やスラムや廃虚がゴチャゴチャ入り交じり、深い闇、濃い霧、ケバケバしく光る広告、酸性雨が降りしきる混沌(こんとん)の都市を描いて、SF映画の未来観とビジュアルスタイルを革新した前作を超えられるのか?!」

 「結論から言うと、迫力とム…

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