日産、リーフを全面改良 初代の2倍、航続400キロ
【動画】日産自動車が新型「リーフ」を発表=小玉重隆撮影
日産自動車は6日、2010年の発売以来、初めて全面改良した電気自動車(EV)「リーフ」を公開した。フル充電で走れる航続距離を初代の2倍の400キロへ延ばし、価格は従来と同水準に抑えた。EVの開発競争が世界的に激しさを増す中、より幅広い普及を目指す。
日本での発売は10月2日。来年1月以降、米国や欧州など60以上の市場で売り出す。年間の世界販売台数は従来の2倍の10万台規模を目標としている。
リーフは17年7月までに世界で約28万台を販売する、最も売れたEV。ただ、航続距離の短さや、電池のコストを反映した価格の高さなどがネックだった。
価格は三つのグレードで消費税込み315万360~399万600円。15年に一部改良した航続距離280キロのモデルに比べ、約2万8千~13万5千円安くした。
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