小2の頃の藤井四段、対局中の先輩に怒りのダメ出し
浪間新太 滝沢隆史
将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(14)が公式戦29連勝をかけて26日、竜王戦決勝トーナメント1回戦で増田康宏四段(19)と東京将棋会館で対局する。幼いころから手を合わせてきた先輩たちが歴代最多連勝記録の更新を見守っている。
「なんでそこに指したんだ!」。当時小学2年の藤井四段の声が、地元の愛知県瀬戸市にある将棋教室に響いた。小学6年だった小林和貴さん(19)=愛知県尾張旭市=がパソコンのオンライン対局中にミスをすると、後ろで見ていた藤井四段が怒ったという。「僕よりずっとミスを悔しがっていた。昔から将棋に対する情熱がすごかった」
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小林さんは藤井四段とともに…
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