愛を求めない婚活 「ガラスの靴は割れてもはける」(都陽子)

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松尾慈子
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漫画偏愛主義

 「婚活」という言葉が定着して十数年。もはや結婚を望んで何かしらの活動をすることは、「ガツガツしている」といった批判やからかいの対象にはならない。だって社会は少子高齢化で「いつまでも独身でいてもらわれては困る」圧力は強大だし、もっといえば、いい男は無限にいるわけじゃないから、のんきにしてる間に売り切れちゃうということは、おおっぴらには言わないけど事実だしねえ。

 本作は、青春をささげて若手俳優の追っかけをしていた4人の女性が、彼の結婚報道をきっかけに自分たちの人生を考え直す、というもの。報道を知って集まった4人は、「時間が 止まってたね」「わたし達(たち)も動き出す時なのでは…!?」。と、その会議の結果が、「伴侶という癒やしを得よう」。かくて4人は婚活に励む。

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 女性複数人が婚活とくれば…

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