熊本復興、神戸の女子大生も一緒に 休学し古里の村へ

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島脇健史
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 神戸市の大学生が休学し、熊本地震で大きな被害を受けた古里・熊本県西原村の復興に奔走している。阪神・淡路大震災をきっかけに活動してきた神戸のNGO代表の助言を受け、情報紙発行や炊き出しイベントを企画。地震発生から14日で9カ月を迎えた地元の人々と歩んでいる。

 「けさは霜が降りたと」。熊本県中部の西原村。村出身の神戸大生、寺本わかばさん(20)が90代女性宅を訪ねると、女性は表情を緩めて近況を語り始めた。

 周りには屋根や壁が壊れたままの民家が残り、住人が仮設住宅に避難してがらんとした家もある。寺本さんは女性に「よかったら」とA4判のフリーペーパーを手渡した。

 題字は「できるだけ週刊DO…

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