浴室の事故、目離れた一瞬の間に 2歳ごろまで特に危険
重政紀元
小さないのち
北海道の酪農地帯。農家の浴室で昨年、1歳の女の子が溺れて亡くなった。
捜査関係者らによると、午後8時ごろ、台所で食事の用意をしていた母親が、だれもいないはずの浴室から物音を聞いた。駆けつけると浴室のドアが開き、女の子がベビー服のまま浴槽に浮いていたという。すぐに病院に搬送したが、まもなく死亡が確認された。
女の子は直前まで居間できょうだいら家族と遊んでいた。父親がトイレに立った際、浴室に入ってしまったとみられている。
女の子の身長は約73センチ。洗い場の床から浴槽上部までの高さは約40センチだった。浴槽には家族が入浴した際の水が深さ35センチほど残っていた。親族は取材に「家族はみな気をつけていたのに」と言葉少なに話した。
子どもから目を離したわずかの間に事故が起きるケースは珍しくない。
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昨夏には、茨城県の24時間…
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