ボルト、世界中の目を引く圧倒的な強さ(リオ日記)

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河野正樹
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 ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が金メダルを取った陸上男子100メートルの会場で、1週間ぶりに会ったブラジル人記者がいた。欧州で国際オリンピック委員会国際サッカー連盟を取材すると必ず会う仲だ。

 リオでは、どこを取材しているのか。そんな話をしているとまるで行く場所が違う。陸上、水泳、バスケット、ラグビー、体操、柔道などなど。私は担当競技がないので、割と幅広く回っているつもりだけれども、本当に会わなかった。

 2年前にブラジルで取材したサッカーのワールドカップ(W杯)とはそこが大きく違う。1日最多で4試合のワールドカップは世界の関心が共通する。それに対し、五輪では20競技以上が同じ日にある。考えてみれば当たり前なのだが、取材対象は自国のチーム、選手が中心になるのは共通でも、取材競技が国によってかなり違う。

 1992年のバルセロナ五輪…

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