「握手したら負けを…」福原愛、またも非情な結末 卓球

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前田大輔
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 またしても、福原愛に非情な結末が待っていた。

 女子団体準決勝のドイツ戦の最終5番手でコートに立った。最終第5ゲーム、9―10。フォアハンドのスマッシュを連打した。その3発目。相手の苦し紛れの返球が、台の角(エッジ)に当たって角度が変わった。シングルス3位決定戦と同じ幕切れだった。

 福原は動かず、台を見つめた。相手のハン・インと握手もしない。「握手したら、負けを認めたことになる」。ボールはエッジではなく側面(サイド)に当たり、自分の得点だと思ったからだ。村上恭和監督が審判団に抗議をしたが、聞き入れられなかった。

 運に左右される前に、勝機は…

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