高価な撮影機材、盗難対策したけれど…(リオ日記)

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長島一浩
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 「五輪期間中は麻薬の売人が、撮影機材を狙った泥棒になるようだ」。ブラジル入りする前、他社の同世代カメラマンから、忠告を受けました。数百万円の撮影機材を持ち歩く私にとっては、非常に恐ろしい一言でした。

 日本で大量に鍵を購入して対策しました。自転車用のワイヤロック3個、南京錠4個を準備。移動中や取材中は、常に鍵をかけることを徹底しています。面倒ではありますが、ホテルの部屋でも同様。撮影機材が入るカメラケースには、トラベル用の派手なスーツケースカバーをかけ、あえて目立つようにしました。

 ただ、そんな状況の中、盗難被害の報告を受けました。ある外国の通信社は、メインプレスセンターの自社ブースで撮影機材一式を盗まれたようです。開会式の撮影位置でも、盗難があったと聞きました。隙を突かれたようです。気が引き締まりました。

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