【アーカイブ】(逆風満帆)衆院議員・小池百合子:上 つねに権力の傍らに

有料記事

[PR]

【2007年12月8日 朝刊be】

 「絵空事ではない『小池新党』 後ろ盾は小泉(元首相)。初の女性首相を射程に……」

 11月下旬、雑誌に、こんな見出しが躍った。守屋武昌・前防衛事務次官との「抗争」で一敗地にまみれたかに見えた小池百合子の健在ぶりを示す「ニュース」だった。

 当の本人は日本にいなかった。軍需専門商社「山田洋行」による接待疑惑をめぐる同月15日の参院の守屋の証人喚問を見届けると、中東に飛び立った。母校カイロ大学の創立100周年記念式典に招かれアラビア語で両国関係をスピーチ。直前にはイスラエルの女性会議に出席した。

 小池は23日に帰国。「新党? その気もないし、その時期でもない」と話した。

ここから続き

 自民・民主の党首会談で急浮…

この記事は有料記事です。残り1466文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら