笑ってほめて認知症介護 砂川さん、大山のぶ代さん語る

あの人の介護

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 笑うこと、ほめること、触れ合うこと――。俳優の砂川(さがわ)啓介さん(79)は、認知症の妻、大山のぶ代さん(82)を介護する中で「良かったのでは」と思えたことを、日々実践するよう心がけている。5日に大阪市内であった講演会で、いまは老人ホームで暮らす妻を思い、「この年になって、愛を感じさせてくれた」と語った。

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 〈認知症の国際会議〉 この講演会「認知症になっても安心して暮らせる社会をめざして」(認知症の人と家族の会、朝日新聞社、朝日新聞厚生文化事業団主催)は、6月25日午後1~5時、東京・虎ノ門のニッショーホールでも開かれる。川崎幸クリニック院長の杉山孝博さんとの対談もある。千円。定員600人(先着順)。申し込みは朝日新聞厚生文化事業団(03・5540・7446)のホームページから。または、はがきに住所、氏名、職業、電話・ファクス番号を書き、〒104・8011(所在地不要)同事業団「認知症」係へ。ファクス(03・5565・1643)やメール(ninchi-t@asahi-welfare.or.jpメールする)でも受け付ける。来年4月に京都で開かれる認知症の国際会議のプレイベント。

 国際会議は、認知症の人や家族、医療や福祉の専門家、研究者らが集まる会議で、国際アルツハイマー病協会(ADI)が毎年、世界各国で開いている。日本での開催は2004年に続いて2回目で、家族の会との共催。約70カ国から約4千人の参加を目指す。詳細は家族の会のHP(www.alzheimer.or.jp)から。

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