(各駅停話)松岸駅 地元に息づく伝統織物
福田祥史
1933年、成田線は松岸駅まで全線開通し、総武本線と合流した。その時から、ここは利根川下流地域と太平洋側の九十九里地域の結節点だ。
「昔は貨物も多く、駅から渡船場まで、馬に荷車を引かせて運んでいた」。駅の近くにある「銚子ちぢみ伝統工芸館」の常世田(とこよだ)眞壱郎さん(61)は振り返る。
銚子ちぢみの織元だ。江戸期…
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1933年、成田線は松岸駅まで全線開通し、総武本線と合流した。その時から、ここは利根川下流地域と太平洋側の九十九里地域の結節点だ。
「昔は貨物も多く、駅から渡船場まで、馬に荷車を引かせて運んでいた」。駅の近くにある「銚子ちぢみ伝統工芸館」の常世田(とこよだ)眞壱郎さん(61)は振り返る。
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