(各駅停話)松岸駅 地元に息づく伝統織物

有料記事

福田祥史
[PR]

 1933年、成田線は松岸駅まで全線開通し、総武本線と合流した。その時から、ここは利根川下流地域と太平洋側の九十九里地域の結節点だ。

 「昔は貨物も多く、駅から渡船場まで、馬に荷車を引かせて運んでいた」。駅の近くにある「銚子ちぢみ伝統工芸館」の常世田(とこよだ)眞壱郎さん(61)は振り返る。

 銚子ちぢみの織元だ。江戸期…

この記事は有料記事です。残り336文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら