【アーカイブ】(奨励会物語 棋士をめざして:3)女流最強、栄光と苦闘

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【2013年11月20日夕刊】

 里見香奈(21)は二つの物語を生きている。一つは女流棋士の物語。もう一つは奨励会員の物語だ。

 5歳で将棋を覚え、小学6年で女流棋士を養成する女流育成会に入った。地元の島根から深夜バスで片道12時間かけて上京し、1年後に女流棋士に。鋭い攻め将棋で「出雲のイナズマ」の異名をとり、16歳で初タイトルを獲得してから圧倒的な強さでタイトルを次々に奪っていった。

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 脚光を浴びるなか、里見は男…

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