(各駅停話)西立川駅 ユーミンの歌詞に原風景

有料記事

鬼頭恒成
[PR]

 西立川駅を列車が発車するとき、流れるメロディーがある。ユーミンこと松任谷由実さんの「雨のステイション」。荒井由実時代の1975年発表のアルバム「コバルト・アワー」の一曲だ。2006年から使われている。

 現在、同駅と直結する国営昭和記念公園東京都立川市昭島市)は、かつて77年までは米軍立川基地だった。霧雨降る駅で列車を待つ少女の心情を歌う曲には、基地内のディスコに通った自身の体験が織り込まれていると、松任谷さんは著書「ルージュの伝言」(角川文庫)に記す。

ここから続き

 曲の歌詞を刻んだ歌碑が、駅…

この記事は有料記事です。残り234文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら