(各駅停話)品川駅 狭いけど将来性は十分

有料記事

細沢礼輝
[PR]

 ホームに売店はなく、土産も弁当も買うことができない。階上のコンコースにある本屋やキヨスクの店構えは、壁をくりぬいたような構造で、窮屈そうだ。

 東海道新幹線17駅のうち、最も新しい品川は2003年に開業。構想は旧国鉄時代からあったが、実際に具体化したのは1987年の分割民営化後だった。新幹線線路の隣接地の持ち主であるJR東日本は別会社となり、土地売却をめぐる交渉は難航。当時を知るJR東海幹部は「最小限の面積しか手に入れることができなかった」と嘆く。

 だが、ホームの狭さとは対照…

この記事は有料記事です。残り244文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら