(各駅停話)与野駅 ケヤキはいつも見守ってる

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伊藤悟
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 与野駅西口のロータリーに高さ約3メートルのケヤキの若木が立っている。4年前に伐採された名物の大ケヤキの種から育てたものだ。

 東口から約50メートル、旧中山道と駅前通りの交差点にあった樹齢500年ともされる巨木の伐採が決まったのは2010年。さいたま市や受け入れた地元住民に非難が殺到した。以前住んでいた人や通勤電車から眺めていたという人まで声を上げた。だが、神事を2度行うなど老木を敬う姿勢は見せつつ、倒木の危険があるとして伐採は実行された。

 苦渋の決断をした地元自治会

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