県は27日、ロシア・ソチで開かれた、パラリンピックのアルペンスキー男子回転座位で金メダルを取った鈴木猛史選手(25)=猪苗代町=に、県民栄誉賞を贈ると発表した。同賞の受賞者は、1991年に受賞した登山家、田部井淳子さん(74)以来2人目。
鈴木さんは、パラリンピックでの県勢初の金メダリスト。前回のカナダ・バンクーバー・パラリンピックや、ソチであった他の競技でもメダルを獲得するなど、世界トップレベルの活躍を続けている。
佐藤雄平知事は「本県の歴史に名を残す快挙。その姿は県民に勇気、希望を与え、本県の復興を大きく後押しする」と絶賛した。今後、本人に直接会って、賞を授与するという。
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