中国人の友人とどう向き合えば 悩む大学生に話したこと(12/27)■記者コラム「多事奏論」 編集委員 吉岡桂子 銀杏（いちょう）並木が色づくころ、母校岡山大学を訪ねた。今夏までバンコクを拠点に3年半で20カ国以上を取材した経験を、法学部の学生たちにお話しする機会をい…
（けいざい＋）バンコクから吹く風：下 第１世代から、後輩へのエール(12/24) 男女雇用機会均等法の制定から３５年が過ぎ、第１世代と呼ばれる女性たちが５０代を迎えている。幹部管理職や役員にさしかかる年齢だが、まだ少ないのが実態だ。バンコクでも、企業や日本政府系の組織の幹部が中心…
（けいざい＋）バンコクから吹く風：中 挑戦、やめられないとまらない(12/23) かっぱえびせんの人気とともに設立されて４０年。カルビー・タナワット（タイ）で社長を務めるのは、有馬るねさん（４６）。女性初のトップとして工場を含む社員５００人を率いる。１４あるカルビーの海外拠点で唯…
（けいざい＋）バンコクから吹く風：上 夫と娘と赴任、つながる力実感(12/22) 飯田知枝さん（３３）は９月、夫（３８）と４歳、２歳の娘と過ごしたバンコク駐在を終え、東京へ戻った。約１０年間勤めた外務省を辞め、１０月に外資系コンサルタント・エゴンゼンダーに転じたばかりだ。ビジネス…
均等法第1世代は背中を押した 「可能性狭めないで」(12/21)■バンコクから吹く風（下） 男女雇用機会均等法の制定から35年が過ぎ、第1世代と呼ばれる女性たちが50代を迎えている。幹部管理職や役員にさしかかる年齢だが、まだ少ないのが実態だ。バンコクでも、企業や日…
「社長になりたいと言っていい」 タイ駐在の女性トップ(12/21)■バンコクから吹く風（中） かっぱえびせんの人気とともに設立されて40年。カルビー・タナワット（タイ）で社長を務めるのは、有馬るねさん（46）。女性初のトップとして工場を含む社員500人を率いる。14…
夫と娘と赴任したバンコク 「少数派」同士でつながる力(12/20)■バンコクから吹く風（上） 飯田知枝さん（33）は9月、夫（38）と4歳、2歳の娘と過ごしたバンコク駐在を終え、東京へ戻った。約10年間勤めた外務省を辞め、10月に外資系コンサルタント・エゴンゼンダー…
デジタル監視国家の台頭、民主国家で危機感共有を(12/16)■TPPの元交渉担当者に聞く（中） 日中韓など15カ国が先月、長い交渉を経て、アジアを覆うメガFTA（自由貿易協定）である地域的包括的経済連携（RCEP）に合意した。その効果と課題はなにか。とりわけデ…
メガFTA、日中の共存を生かせるか RCEPの意義(12/15)■（記者解説）吉岡桂子・新宅あゆみ 日本、中国、韓国などと東南アジア諸国連合（ASEAN）が11月、「地域的包括的経済連携（RCEP（アールセップ））」に合意した。互いに関税を下げたりルールを共有した…
FTA研究、最初は韓国と始まった 日中韓交渉の行方は(12/15)■TPPの元交渉担当者に聞く（下） 数多くの自由貿易協定（FTA）がアジアにも張りめぐらされる一方、日本と中国、日本と韓国の間には二国間のFTAがない。15カ国による地域的包括的経済連携（RCEP）合…
習主席のTPP加盟発言は本気か 宗像直子氏に聞いた(12/15)■TPPの元交渉担当者に聞く（上） 米国のトランプ政権が離脱した環太平洋経済連携協定（TPP）に対して、中国は習近平（シーチンピン）・国家主席自らが参加検討を表明し、地域の経済秩序をゆさぶる。日本と中…
（記者解説）ＲＣＥＰ、効果も課題も 中国参加に実利、ルール議論は途上 吉岡桂子、新宅あゆみ(12/07) ・日中が共存するメガＦＴＡ、ＲＣＥＰ（アールセップ）はアジアの経済環境の安定に一定の効果 ・ソースコードの開示要求禁止など中国が拒んだ項目は、別途ルールが必要になる ・アジアの経済ルール底上げに、Ｔ…
温室ガス「実質ゼロ」 環境先進国・日本 復権に動く(11/28)■コラム「多事奏論」 編集委員 吉岡桂子 バイデン氏が米大統領選に勝って、気候変動をめぐる国際政治の舞台に新しい幕が開いた。世界の潮流に反した石炭への執着から「化石」と皮肉られてきた日本も、プレーヤー…
（いちからわかる！）上野動物園のシャンシャン、会えなくなるの？(11/18) ■中国との契約（けいやく）は年末まで。パートナーを探す時期だよ コブク郎 上野動物園（東京都台東区）のパンダ、シャンシャン（香香）がもうすぐ中国へ旅立つんだってね。 Ａ パンダの所有権は基本的に中国…
RCEPに求められる進化 自由貿易への反発も直視して(11/16) 自由貿易に逆風が吹きつけるなか、地域的包括的経済連携（RCEP）がまとまった。アジアのメガFTA（自由貿易協定）の誕生に至る曲折は、中国の台頭を受けてアジアで唯一の経済大国ではなくなった日本が、地域…
中国、米牽制狙う ＲＣＥＰ(11/16) （２面から続く） 「ＲＣＥＰの署名は多国間主義と自由貿易の勝利だ」。中国の李克強首相は１５日のＲＣＥＰ首脳会合の場で、米国の保護主義的な姿勢を意識したかのように、こう発言した。 米国との通商摩擦が激…
優れた日本人研究者、なぜ中国へ 皮肉にも待遇ではない(11/03)■コラム「多事奏論」 吉岡桂子（編集委員） 遠い昔のことのようだ。 「経済規模は人口が多い国に抜かれてもいい。科学技術力は、アジアで圧倒的な1番を続け、中国やインドなどアジアの本当に優秀な研究者が、日…PR注目情報
