東京18区の民主前職、菅直人前首相(66)が自民元職の土屋正忠氏(70)に敗れ、小選挙区で落選、比例区で復活当選した。
16日夜、菅氏の事務所に集った支援者約20人から「ああ」とため息がもれた。17日午前2時すぎまで本人は姿を見せず、本人があいさつする予定の場所には、選挙運動中に使ったビールケース製の演説台が置かれていた。台には赤字で「原発ゼロ」と書かれていた。
これまでの選挙戦では「党の顔」として全国応援に大半をあてたが、民主に逆風が吹いた今回は解散直後から地元に密着。連日のように街頭に立ち、「原発ゼロを実現するため、1票差でもいいから勝たせてほしい」などと訴えた。
が、民主を除籍になった前職、横粂勝仁氏(31)が無所属で立候補。民主の府中市議だった杉村康之氏(43)も未来で立候補し、無党派層の票を奪われた。
首相時代の東京電力福島第一原発事故への対応を批判する声も出ていた。
衆院議員選挙公示 | 12/4(火) |
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期日前投票期間 | 12/5(水)〜15(土) |