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2012年12月16日21時59分

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自民・中川俊直氏が初当選 世襲批判「重く受け止めた」

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当選を決め、支持者らと万歳する中川俊直氏=東広島市西条朝日町

 広島4区では、自民新顔の中川俊直氏(42)が民主前職らを破り、初当選した。自民の元幹事長、中川秀直氏(68)の次男で秘書を務めていた。

 中川氏は当選を確実にすると、「新しい自民党を作っていきたい」とあいさつ。世襲批判については「重く受け止めて臨んだ。郷土の皆さんと共に国難を突破していく」と話した。

 父の秀直氏は前回の衆院選では小選挙区で敗れ、比例で復活当選したが、9月末に引退を表明した。俊直氏が県連の公募に応じ、4人から選ばれた。

 選挙戦を支えたのは、衆院議員を10期務めた父から受け継いだ後援会組織だ。父は、後援会集会で俊直氏を後継者と紹介し、自分の選挙よりも懸命に回っている、と言われた。

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