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2012年12月17日0時26分

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藤村修氏が落選 官房長官で初 比例復活ならず

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藤村修氏

 大阪7区では、民主前職の藤村修氏(63)が敗れ、比例区での復活もならなかった。現職官房長官の落選は1947年の長官ポスト創設以来初めて。危機管理のため官邸を離れられず、選挙期間中に唯一地元入りした際の失言も響いた。

 大阪府吹田市にある藤村氏の事務所では16日、都内にいる本人に代わり、等身大の写真パネルが飾られた。「候補者不在の選挙で、過去の選挙にはない大変重いご負担をおかけしました」。午後11時35分ごろ、パネルそばの小型のスピーカーから藤村氏の携帯電話越しの声が流れた。

 北岡守事務長(79)によると、藤村氏が選挙期間中に地元入りできたのはわずか4時間半だったという。応援に駆けつけた野田佳彦首相は街頭演説で「藤村さんには頼りっきりで、東京でご苦労いただいている」とねぎらった。北岡事務長は「いくらテレビで顔を見せても、選挙はぬくもり。生身の人間が一候補者として地元入りできないのは本当に残酷」と選挙戦を振り返った。

 舌禍を招いたのは7日。商店街で外交や原発政策を訴えた後、記者団に次の地元入りの予定を問われ、「要は北朝鮮のミサイルがいつ上がるか。さっさと上げてくれるといい」。自民の安倍晋三総裁が「即時辞任を」と批判するなど、格好の攻撃材料となった。

 候補者不在が続く選挙戦では、地元市議らのほか、過去の選挙では表に立たなかった妻真弓さん(63)も選挙カーに乗り込んで訴えたが、及ばなかった。

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