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(7人のフォロワー)午前3時SNSチェック・意見交換したい

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ネット選挙、体感して

 ネット選挙が解禁され、有権者はサイトを通じて候補者の訴えに目をこらし、耳を傾けた。

ネット選挙がわかった!ページ

 4日午前3時、息子の授乳のために起きた神奈川県の司会業女性(37)はスマートフォンを手に取った。「もう、始まってる!」。これまで公示日に一斉に更新を停止したウェブサイトや交流サイト(SNS)で、党首らが政策を語っていた。

 氏名を連呼する動画など眉をひそめたくなるものもあった。が、育児に振り回される毎日でもスマホ一つで候補者の声を聞き、情報を集められる。「子育て支援」に本気で取り組む候補者を探すつもりだ。

 「そういえば、首相が福島で第一声やるって言ってたな」。福島県の果樹農家女性(34)は4日夕、福島選挙区の候補者のツイッターを見て思い出した。

 15分かけて選挙区の候補者全員のつぶやきをのぞいた。有権者へのあいさつや第一声の場所の告知が多く、政策の中身に触れた人はほとんどいなかった。「初日のせいか、選挙戦が始まったことをアピールするお祭り騒ぎに感じた」

 埼玉県のIT会社員男性(36)は、スマホで埼玉選挙区の候補者のSNSを見た。画面のデザインを変える候補がおり、「いよいよ始まった」と感じた。

 動画で公約を発信する候補者がいる一方、遊説日程しかつぶやかない人もいる。「原発や福祉で何を考えているのか見えない」。SNSを通じて候補者と意見交換したいと期待する。「情報が増える分、価値判断の軸を作って投票先を見極めたい」

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