高校野球長野大会、7月6日開幕　決勝は27日　6月22日に抽選会

　長野県高校野球連盟の理事会が11日、長野県松本市内で開かれ、今夏の第106回全国高校野球選手権長野大会（朝日新聞社、県高野連主催）の開幕日を7月6日とする方針を決めた。5月の長野大会運営委員会で正式決定する。

　現状の日程案によると、長野大会は6月22日に抽選会があり、7月6日にセキスイハイム松本スタジアムで開幕する予定。開会式後に同スタジアムで5年ぶりに開幕試合を開く。7日から県内4球場で試合があり、決勝は7月27日に同スタジアムで行う。

　軟式の長野大会は7月6日にしんきん諏訪湖スタジアムで開幕する予定。一部の試合は、硬式と同一会場で同じ日に開くことが初めて決まった。

　夏の長野大会のシードを決める春季大会は、地区予選が4月26日、上位16チームが出場する県大会は5月11日に開幕。6月に富山県である北信越大会には、優勝校のみが出場する。

　財源確保のため、春から観客の入場料を現在の700円から800円に引き上げることも決めた。

　また、昨年に引き続き、競技力向上のため11月に県内4地区ごとに作った1、2年生の選抜チームで、地区対抗戦を開く。（高億翔）