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折れたバットが招いた失策 広陵の白髪「迷いが」 でも適時打で挽回

2024年3月27日15時56分

朝日新聞DIGITAL

 (27日、第96回選抜高校野球大会2回戦 青森山田6―5広陵)

 高校野球では珍しい場面に観客がどよめいた。四回、青森山田の対馬陸翔が外の変化球を打つと木製バットが根元から折れた。勢いのない打球に広陵(広島)の遊撃手・白髪零士は猛チャージ。手につかず、失策になった。「一瞬、折れたバットと打球が重なって。一歩目に迷いがあった」。ただ八回に左前適時打を放ち挽回(ばんかい)した2年生。「速球を、逆らわずに打てた」とうなずいた。

 ●中井哲之監督(広) 「高尾は終盤、力んだかもしれない。ぎりぎりの場面で降板させて後悔したくなかったので、継投する考えはなかった」

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