越谷市立 大沢小学校

埼玉県越谷市

「アップとルーズ」、デジタル記事では? 効果的な説明の仕方を考える

「フォー・スクール」は小学校中学年の授業でも活用されています。埼玉県越谷市立大沢小学校では、4年生の国語で動画が付いた記事を教材として使う授業が、2013年11月にありました。

同じ記事を紙の新聞とデジタル新聞で読み比べ

授業の内容は、教科書の「アップとルーズで伝える」を読み、筆者が伝えたいこと、説明の仕方を考えるものです。この日は「フォー・スクール」の記事における写真や映像の「アップとルーズ」の使われ方を見つけ、その良さを考えることがテーマです。

4年2組の児童28人は9班に分かれ、各班にiPadを1台ずつ配布。前日の授業では紙の新聞を使いましたが、この日はまず「フォー・スクール」を見て、デジタル版の新聞について気付いたことや考えたことを書き出します。

記事に付いている動画を見て伝え方について考える

児童らからは「1週間前の記事も読むことができる」「動画や写真でアップとルーズが使われていた」「動画が手軽に載せられる」「自分が知りたい記事を探せる」といった声が上がりました。

次に村橋直樹教諭が「気になる記事」を紹介。動物園でカワウソの赤ちゃんが公開されたという記事で、複数の写真と動画も掲載されています。教室の大型モニターで動画を視聴し、その中でもアップとルーズが活用されていることを確認しました。

慣れた手つきでiPadを操作して記事を探す児童ら

村橋教諭は「文だけでは分かりにくいことをたくさんの写真や動画を使って説明して、内容がより分かりやすくなっています」と説明しました。

今度は各グループでの作業です。記事を一つ選び、「アップとルーズのどちらが中心の使い方か」「写真や映像資料の工夫点」「資料と記事の関係」について、ワークシートに書き出します。

児童らが選んだ記事は「モミジのライトアップ」「工場で地震火災訓練」「全日本大学駅伝」など様々。発表では「動画と写真の両方を使っていて、より分かりやすい」「ルーズを多く使うことで、現場の様子をより分かりやすく説明している」などの意見が出ました。

越谷市立 大沢小学校

デジタル版の記事について男子児童は「画像がきれいで、動画もあって分かりやすかった」。村橋教諭は「使いやすく美しいので、子どもたちがとても意欲的だったし、表情もよかったです。次は自分たちで写真を撮って記事を書く『仕事リーフレット』作りに取り組むので役立てたい」と話していました。