新潟アルビレックス投手・高津臣吾

1968年11月、広島市出身。広島工高から亜細亜大を経て91年にドラフト3位でヤクルトに入団。サイドスローからの鋭いシンカーを武器に、抑え投手として4度の日本一に貢献した。最優秀救援投手にも4度輝き、通算286セーブは6月16日に岩瀬仁紀(中日)に更新されるまで日本プロ野球記録だった。大リーグのホワイトソックスなどでも活躍し、昨季は台湾でプレーした。今季から日本の独立リーグ・BCリーグの新潟アルビレックスBCに移り、活躍を続けている。

踏み出す一歩

シーズンを終え、プロ野球BCリーグの新潟アルビレックスBCを退団しました。選手には、独立リーグ日本一を決めた試合の後、ロッカールームで「今季でチームを辞める」と告げました。優勝の喜びに水を差すようでつらかったけれど、次の舞台に踏み出すと決めていました。  新しい世界に飛び込むには勇気が要ります。僕は「次の一歩」がなかなか踏み出せない性格でした。  プロ選手時代の一番大きな転換期は、2004年に米大…写真付き記事(11/19 10:23)

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