1947年生まれ、香川県出身。東京大学教養学部卒業後、71年に旧労働省(厚生労働省)入省。男女雇用機会均等法制定に携わる。雇用均等・児童家庭局長を退官後、03年に資生堂常勤顧問。08年から12年3月まで、女性初の同社副社長を務めた。
私は6月26日の株主総会をもって、資生堂の役員としての仕事を終えることになります。2003年8月に厚生労働省を退職しましたが、次の仕事のあてがあったわけではなく、56歳にして2度目の就職活動を経験しました。 3カ月の無職の時期を経て、資生堂に入社できた時には安心すると同時に、これまでの行政での経験を民間で生かしたいと、入社を楽しみにしたことを昨日のことのように思い出します。 1社だけでの体験で…写真付き記事(6/20 10:18)