中世のヨーロッパで、動物を相手取った裁判が少なからずあった。そんな不可解ともいえる歴史をひもといた本が「動物裁判」(講談社現代新書)で、1990年に刊行され、いまもロングセラーを続けている。

 子どもをかじって死なせたブタに対し、人間と同じような裁判が開かれ、検察官が法廷に立つ。死刑の判決が下ると…

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