第2局、きょうから福岡で 将棋名人戦七番勝負

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 渡辺明名人(37)=棋王・王将と合わせ三冠=に斎藤慎太郎八段(28)が挑戦する第79期将棋名人戦七番勝負第2局(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛、九州電力、QTnet協力)が27日、福岡県飯塚市の麻生大浦荘で始まる。第1局を制した斎藤挑戦者は2連勝を狙う。初防衛を目指す渡辺名人はタイに戻せるか。

 両者は26日、対局室で検分に臨み、将棋盤と駒の使い心地を確かめた。その後のインタビューで渡辺名人は「1局目で敗れているので、ここは踏ん張りどころ。明日から気力を充実させて2日間頑張りたい」、斎藤挑戦者は「渡辺さんが入念に策を練られてくると覚悟している。前進する自分らしい将棋を貫きたい」と話した。

 対局は2日制で持ち時間は各9時間。27日午前9時に始まり、夕方に封じ手を行う。28日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。立会人は塚田泰明九段(56)が務める。村瀬信也

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 対局の模様や棋譜は、朝日新聞デジタルの将棋ページ(https://www.asahi.com/shougi/)で随時お伝えします。

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