(声)白い民族衣装のあの婦人たちは

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 無職 岩田俊二(東京都 70)

 亡き母は1943年、31歳のころ、東京から実家のある青森県に当時1歳の兄を連れて帰省しました。東北本線の列車は非常に少なく、東京・上野駅では、朝鮮の白い民族衣装を着た婦人たちが大混雑の中、行列に並んでいました。

 母は仙台駅での10分に満たない停車時間に兄を車内に…

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