(評・音楽)ウィリアム・クリスティ&レザール・フロリサン「メサイア」 愉悦と幸福に満ちた宗教曲

有料記事文化・芸能評

[PR]

 わずかに地面から浮き上がるような軽み。ウィリアム・クリスティとレザール・フロリサンによる演奏には、かすかなロココの趣があった。フランスバロックのレパートリーで魅了してきた彼らの音楽性が新風を吹き込んだ、ヘンデルの「メサイア」である(14日、東京オペラシティコンサートホール)。

 結成から40年、明…

この記事は有料記事です。残り531文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら