(書評)『記者と国家 西山太吉の遺言』 西山太吉〈著〉

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 ある国家機密に対し、「『国は守る』、『新聞は攻める』で、この間のバランスが微妙に成り立ってはじめて、民主主義は機能する」。もし、「攻める側の代表が守る側の代表を積極的に応援」したら、国は攻めも守りも自在に操れるようになる。

 沖縄返還目前の一九七二年、米軍用地の原状回復補修費にからむ密約をつかんだ…

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