(天声人語)認知症の母のまなざし

有料記事天声人語

[PR]

 長崎市在住の詩人藤川幸之助さん(57)に「母の眼差(まなざ)し」という作品がある。「母が昔のままそのままの 認知症もどこにもない顔で 私を産み育てた母そのものの眼差しで じっと私を見つめるときがある」。言葉でなく目で母と対話する▼母キヨ子さんは60歳でアルツハイマー型の認知症と診断された。歩くこと…

この記事は有料記事です。残り470文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載天声人語

この連載の一覧を見る