(多事奏論)参院を議論の府に 「民主的、建設的なれ」先人の夢 駒野剛

有料記事

[PR]

 私たちはきちんと選べただろうか――。

 参院選投票の1週間前、福島県いわき市を訪ねた。選挙カーの連呼や候補者の練り歩き、対立党をこき下ろす舌戦とは無縁な静かな昼下がり。勿来(なこそ)市民会館に向かう。樹木が茂る一角に胸像が立つ。「星一(ほしはじめ)先生之像」。人なつっこい笑顔が印象的だ。

 日本国…

この記事は有料記事です。残り1453文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら