(評・舞台)KAAT×地点「シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!」 馬が語る、チェーホフの肖像

有料記事文化・芸能評

[PR]

 チェーホフの4大戯曲を斬新な視点と表現で上演してきた京都の劇団「地点」が作家の手紙や紀行、短編小説をコラージュした新作だ。主宰・演出の三浦基は独創的な手法で原野を旅するチェーホフの姿を描き、30歳の作家の転機を浮かび上がらせている。

 リアリズムと一線を画す地点のチェーホフ劇には驚かされてきたが…

この記事は有料記事です。残り568文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら