「差別的だが、必要だ」

 男性ホルモンのテストステロン値の高い女性の出場を制限する陸上競技の規定撤回を求めた訴えを、スポーツ仲裁裁判所は今月、こう言って退けた。

 矛盾した表現はわかりづらく疑問も多い。読み解くカギは公平性にある。

 訴えていた南アフリカのキャスター・セメンヤ選手はリオ五輪を含め8…

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