(患者を生きる:3802)食べる 色の区別つかない:4 戻ってきた「鮮やかさ」
大阪府の特別支援学校教員、谷口順子さん(44)は、2014年に神経の難病「多発性硬化症」になり、すべてが青く見えるようになった。肉の焼け具合を判断したり、新鮮な食材を選んだりできなくなった。
だが、料理はやめなかった。一緒に暮らす母恵美さん(71)は調理師で小学校で給食を作っていた。だが、母には…
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