(社説余滴)「赤報隊」物証捜査に思う 前田史郎

有料記事社説余滴

[PR]

 記者2人が殺傷された1987年の朝日新聞阪神支局襲撃事件で、「赤報隊」名で送られた犯行声明は、シャープ製のWD―20(25)というワープロで作成された。当時はワープロ全盛期で、約4万台が流通していたが、物証が少ないこの事件では有力な手がかりになると期待された。

 ある捜査員はこんな話をしていた。

この記事は有料記事です。残り735文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載社説余滴

この連載の一覧を見る