(語る 人生の贈りもの)篠山紀信:15 震災を撮って撮って見えたこと

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 ■写真家・篠山紀信

 東京の事務所で写真を選んでいるときに、東日本大震災が起きました。すごいことになった、怖いことになったと思っていました。そうしたら、土木構造物を撮る連載をやっていた土木・建設雑誌の編集者が「篠山さん、被災地に行きましょう」って言ってくれた。「キミんとこの雑誌は、建設する方だろ…

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