戒め、いたわる「吉浜のスネカ」 岩手・大船渡 東日本大震災9年目

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 恐ろしい形相の仮面をかぶった「えたいのしれないもの」が、子どもや怠け者を戒めて回る伝統行事が200年以上、岩手県大船渡市で続いている。昨年、ユネスコ無形文化遺産に登録された「吉浜のスネカ」。半農半漁の小さな地域に今も残る風景は、幾度となく存続の危機を乗り越えてきた。

 リアス式海岸に、約470…

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