(語る 人生の贈りもの)志村ふくみ:2 実母の織機、31歳で同じ道へ

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 ■染織家志村ふくみ

 《郵船会社に勤めていた父・哲(さとる)、母・日出(ひで)の一人娘として育った。16歳のころ、赤ん坊の時の写真の裏に「小野ふくみ」と書いてあるのを見つけた。小野は哲の兄一家の名字だった》

 あるとき思い切って、いとこに「私の姉ではないか」と尋ねました。いとこは否定しましたが…

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