(語る 人生の贈りもの)中村吉右衛門:2 4歳の初舞台、泣き続けて代役

[PR]

 ■歌舞伎俳優・中村吉右衛門

 初代吉右衛門の一人娘が、ぼくの実母の正子(せいこ)です。初代は母を跡取りの男の子と思って育てていたようで、実母が初代松本白鸚(当時・五代目市川染五郎)と結婚すると言うと怒っちゃいましてね。すると母は「嫁に行ったら男の子を2人産んで、1人をうちの養子に出して吉右衛門を…

この記事は有料記事です。残り719文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載語る 人生の贈りもの

この連載の一覧を見る