(人生の贈りもの)元大阪大学総長・免疫学者、岸本忠三:3 暗記の日々、山村先生に会い一変

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 (75歳)

 ――最初は臨床医でしたね

 もともと医者になる気はなかった。医学部に入ったのは「研究という道もある」と父に説得されたからです。でも、授業は暗記に次ぐ暗記。大事なのは分かるけど、うんざりしました。

 そんなある日、山村雄一という内科学教授の講義を聴きました。結核患者の肺に空洞が出来るの…

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