朝日新聞デジタル
連載
メディア空間考
記事
有料記事
宝塚歌劇団の劇団員が亡くなった問題で、歌劇団を運営する阪急電鉄幹部らが出席した緊急記者会見には、大勢の報道陣が詰めかけた=2024年3月28日午後4時51分、大阪府豊中市、白井伸洋撮影
「会社名とお名前をちょうだいした後、ご質問をお受けいたします」。質疑応答が始まる。経済部では不祥事を起こした企業の謝罪会見を取材する機会も多かった。
会見がテレビやネットで生中継されることが増え、視聴者の視線を背中に感じるようになった。追及する側の記者の姿勢も厳しく問われていると思うからだ。
謝罪会見はおわび→事実関係、…
「希望与えたい」は記者の押し付け? 被災者の本音、引き出す努力を
まんまとだまされたAIの力 代替されそうな記者、対抗できる領域は
「ショー化する記者会見」 本来の「戦い方」考えるとき 石戸諭さん
謝罪会見の練習に年延べ200社 広がるリスク、会社の存続に直結
宝塚と「電車のおじさん」 親会社も楽屋に入れない…「聖域」の構図
【鷹の爪解説】変わり続ける回転ずし どうしてこんなに広まった?